蝶が「レモンの木」周辺をゆらゆらと飛んでいたので、子どもたちと共になんとなく見ていると、目に飛び込んできた光景は、なんと「産卵」!!
産卵の現場に出会うことなどそうはないので、子どもたちと共にしばし時間を忘れ、蝶を観察してしまいました!!
蝶はその後も周辺を行ったり来たりしていましたが、そのうち姿が見えなくなりました。
子どもたちの成長にとって、こういった偶然の出来事をいかに大切にするかということはもちろん重要ですが、今回の件について言えば、全くの偶然かというとそういう訳でもなく、意図性のある偶然と言えなくもありません(事務所前のミカンとレモンの木は、もともと蝶の産卵のために置いたものなので)。
いずれにしても、偶然であれ、必然であれ、意図的であれ、出会うことでワクワクする体験を子どもたちにはして欲しいものですし、そのために、私たち教職員や保護者、大人に何ができるのかを考えた時に、改めて特別なことをするのではなく、ごくあたり前の日常の生活の中にこそ、そんなワクワクのチャンスがたくさん転がっているという意識をもつことが大切であり、そんなワクワクのチャンスに気づける感性(大人目線ではなく、子ども目線で)を、私たち大人も磨くことによって、子どもたちにかけがえのない体験のきっかけを作れるのではないかと思います。
例年いろいろなドラマを生んでくれる「蝶の産卵」だけに今後の展開が楽しみです!!