今日は『寒露(かんろ)』です。
『寒露』とは、晩秋から初冬にかけてみられる露のことですが、二十四節気の17番目の節のことを言います(太陽の黄経が195度に達した時をいい,現行の太陽暦では10月8日頃)。なかなか風情のある表現ですが、ちょうど、園庭の濡れた植物(濡れている原因は露ではなく、水を撒いたから)の中から、子どもたちがカエルを見つける様子が、今日の『寒露』という言葉にピッタリと当てはまり、思わずブログに書いてしまいました。
こうした季節の表現を今の時代はなかなかしませんが、短い言葉で上手く表現されているなと感心させられます。
この言葉の感覚を感じるというところでは、本園が行っている「日課活動」の狙いのひとつでもありますが、昔の言葉に触れることで、その言葉のリズムがなにか感性に響くような、そんな感覚を子どもたちがもってくれればと思います。
ー今日の給食ー
【調理室からワンポイント】
白身魚の磯辺揚げは塩味を付けて青のりを加えることで
風味良く仕上がりました。
・ごはん ・白身魚の磯辺揚げ
・ほうれん草のごま和え ・麩とかまぼこのすまし汁